転校先の学校で、謎の部活に勧誘される。
部活の名は"王道部"。部長・
「君こそ、我が王道部に相応しい人材だ」―――と。
龍也には誰にも知られたくない過去があった。
破壊衝動。彼の中には常にもう一人の自分が居た。
それゆえ、彼は"普通"であることを何よりも望んでいた。
“王道”……それは“平凡”ともとれる。
この部活でなら、求めていた日常が得られるかもしれない。
そう思った龍也は、王道部への入部を決意する。
「王道部へ、ようこそ……」
そこで出会ったのは、4人の少女達。
クールで無表情な上級生、
ツンデレ気質の同級生、
天真爛漫なクラスメイト、
礼儀正しく心優しい下級生、
少女達と過ごす時間。
求めていた平凡な日常。
しかし、彼女たちもまた、それぞれ悩みを抱えていた。
長い旅の果てに辿り着いたその場所で、それぞれの想いが交錯する。
そして……。
二つの心が